出島から東京へ
幕末以降の日本におけるオランダの外交拠点
在東京オランダ大使館が企画した本研究によって、 日本国内におけるオランダの外交拠点についての 詳細な歴史が初めて明らかになる。
1850年代に日本は複数の通商条約を結び、 およそ215年続いた鎖国を終える。その後 間もなく、長崎の出島にあったオランダ商館は 閉館する。
それまで250年以上に渡り、日本と独占的な関係 を築いてきたオランダ。世界にその門戸を開き、 急速に再編が進む日本で、オランダ人外交官たち は新しい働き方と新しい場所を見つける必要に 迫られる。
このオランダ人外交官たちが、新しい日蘭 関係を築いた場所については、ほとんど知られて いない。この研究では歴史の空白を埋め、 今回明らかになった事実も紹介する。オランダ人 外交官たちが、出島から東京へと拠点を移して いった過程について、理解を深めることが できる内容となった。
During the research stage, this site functioned as the public notebook of the study. Many of the raw unedited notes, organized in notebooks, as well as a small selection of primary documents will remain available for your research (in English).